一般的に五十肩がなぜ起こるのかいまいちハッキリしていないようです。
なので、
一般的にはハッキリしてはいないが『五十肩の原因はこれではないか?』というのは、あります。
肩というのは先に手があり、手というのは人間の知的活動が発露する最たる部位です。
その手と腕の動きのバリエーションの豊富さは他の動物とは比べ物になりません。解剖学的にどうこういう以前に、人間はスポーツあるいは芸術活動で動物とは比べ物にならない位複雑な肩・腕の運動をしたがるものなのです。
そのひとつの象徴が『指揮者』です。
あの大胆かつ繊細な肩の動きを『したくなる』のが人間なのです。
その『したくなる』脳の欲求に応えるべく肩の構造はあるのだと私は思います。
要は人間の肩の構造は複雑な動きに対応しなければならないということです。
(ところで動物は五十肩になるのでしょうかね?)
人間の肩の構造は複雑な動きに対応しなければならない故に肩は使いすぎると肩にストレスが溜まり痛みやすくなる、ということです。
肩関節の窪みは肩の複雑な動きを実現するために非常に浅くできています。
それ故、一般的に言われていることですが、脱臼もしやすいし過度な動作、ストレスにより、痛みやすいといえるでしょう。