五十肩とは俗称とされており、正式名称は『肩関節周囲炎』とのことです。
肩関節周囲炎とは何でしょうか?
まあ五十肩のことなのですが、注目していただきたいのは『肩関節周囲炎』の『炎』という文字です。
この『炎』とは炎症のことで、要は肩関節周囲炎とは、炎症により、肩関節の周囲が痛い、ということでよいのではないか?と思います。
私が鍼灸あんまマッサージの学校に通学していた時、五十肩は俗称であると習い、教科書にも『五十肩』ではなく、『いわゆる五十肩』と載っていた、と記憶しています。
五十代の肩関節周囲炎を五十肩と言い、四十代の肩関節周囲炎を四十肩と言うわけです。
ちなみに幡ヶ谷療法院やすらぎには、四十代の四十肩、五十代の五十肩の方はもちろんのこと、三十代、または二十代の『四十肩』の方、あるいは六十代、七十 代の『五十肩』の方がいらっしゃいますが、三十代、二十代の『四十肩』の方は『凹んで』らっしゃいます(要は年寄りの病気にかかったな、と思っている) が、六十代、七十代の方々の中には、自分って若い?みたいに思ってらっしゃる方もいます(六十代、七十代なのに五十代がかかる病気になっちゃって…という わけです)おもしろいですね。
これからは『肩関節周囲炎』と言わず、『五十肩』で話を進めます。